【茶楽だより】葉桜へと変わってゆく
今日は素晴らしい天気でした。
澄み切った空、穏やかな風、散った桜の絨毯。
短い見頃を終え、葉桜へと変わってゆく三本桜を眺めていると
その儚さとまた逢える日を心待ちにする期待とが入り混じった
何とも言えぬ気持ちになります。
人のように四季の花とも出会いと別れがあります。
4月は始まりの季節。一年でもっとも華やかな花々が咲きます。
新しい出会いに感謝をするとともに
いつかくる別れの日まで存分に付き合いたいものです。
花は日常に彩りを与えてくれます。
それはとてもささやかですが、気持ちの余裕や生き様に直接作用する
やさしいスパイスだと感じています。